小ばなし「1升の水」
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【編集後記】 小ばなし「1升の水」
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サービス業の現場では、従業員の訓練の際に必ず挨拶の唱和から始まります。
「さあ、みなさん一緒に”いらっしゃいませ”」
こんな光景を見ているとある「江戸小咄(えどこばなし)」を思い出す。
こんな小咄である。
ある親方の祝い事に、弟子の十人が、ひとり1合のお酒を持ち寄り、
1升にして親方にプレゼントしようと相談がまとまった。
さて、当日になって、弟子達は、各自1合の「酒」を持って集まって来た。
弟子の一人は、「自分一人くらい「水」を混ぜても分かりっこないだろう。」
と、考えた。
そこで彼は、「水1合」を持参した。
弟子達は、各自が持ち寄った「酒」をまとめた。
まとまったところで、「味見」をしてみた。
まぎれも無い「水」だった。
結局、当の弟子だけで無く、十人、全員が水を持って来たというハナシ。
たくさんいるのだから、私一人くらい、、。良いだろう。
という発想が、活気を失わせ、能率を落としてしまうと言うハナシである。
どんな小さな事でも、例外を許してしまうと大変なことになることも、、。
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